黒いふくらはぎ

つれづれ

しかし何と情緒のない事か。この連中は金の為になら自分の命さえも平気で捨てるのだ。であるからして、増してや情緒であるとか文化を破壊することなど朝飯前なことだろう。そう考えながら旅行の計画を練っていた。そうだ、仏壇にお供えするお遣い物はなにがいいのだろうと思いつくと同時に、電車は駅に着いた。ホームの階段を上りつつ目を上げると、黒い足が目の前にあった。それを見て一度は黒のパンストを履いている女だと感違いしていたが、彼は黒人だった。ぼくはすっかりお供えものの事なぞ忘れ、その黒炭化した鮎のようなふくらはぎが、膨張したり縮んだりするのを見つめていた。

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コメント

  1. もっちー より:

    おー!これ好き!