つれづれ

つれづれ

気付きとは

夜明け前、ワシはあるパワースポットを目指して車を走らせていた。 その場所とは、山形県南陽市宮内にある 熊野大社だ。 行かなければならないと感じた理由だが、【この場所すごく気になる】と 思った翌日から...
追想

カモメの背を見ながら⑩

夏休みに入り乗船客が増えるにつれ、ぼく達の仕事もなかなか大変になってきた。洗い場に運ばれるトレーや皿の量も度を超す。家族連れ、合宿に行く学生、老人会などの団体客の歓声が朝晩の食堂にこだまする。 基本はセルフサービスのレストラン...
つれづれ

きみのうたを聴かせてくれよ

都会のアスファルトの海やコンクリートの森は、何かを象徴している。 それは人の心のありさまに違いなくって、街に居る人の心は、硬い何かで覆われがちだ。 それはそうしないと自分を守れないから。 ゆるむことは、他者に付け入る隙を与えること...
追想

カモメの背を見ながら⑨

「きたかみ」は、苫小牧と仙台の間を延々と往復する。 夕方に苫小牧を出航すると約15時間かけ翌日に仙台に着く。そして停泊し夕方に仙台を出航するとまた約15時間かけ苫小牧に着く。 着岸、停泊、出航。ひたすら、着岸、停泊、出航その繰り返し...
追想

カモメの背を見ながら⑧

朝の食事が終わると休憩に入る。オオタニさんとぼくは各々のベッドにもぐりこんで本を読んだり睡眠をとったりする。オオタニさんは小説が好きなようであった。 「幅広く知識を身につけるには小説が一番なんだ。プロの作家は、よく調べたりよく取材して...
追想

カモメの背を見ながら⑦

アラームをセットしていた携帯電話が震え、目を覚ます。 「よく眠れました?」 「ああ。揺れがひどかったけれどね。あまりの揺れに、背中が指圧されているような感じだったよ。でもやっぱ酒を飲むと違うね。眠れる。」 「ぼくは逆ですね...
追想

カモメの背を見ながら⑥

オオタニさんは、50歳近くの、小さなファンドを経営している社長だ。お客さんのお金を預かって30億円ほど運用しているという。オオタニさんは今のところ資産が三億「しか」ないのだと言う。せめて六億ないとファンドの仕事をリタイア出来ないのだという。...
追想

狂人なのかもしれない

夫婦のあり方は難しい 僕の両親は離婚してます。 夫婦喧嘩程度で終わるならいいけど、 「修復不可なら、さっさと別れちまえ!」 どっちが善でどっちが悪とか、そんなのはどうでもいい。 これが僕の持論です。 親の...
つれづれ

2人の自分

私には『私』というもう一人の自分がいます|ω・`) 困った時、自分に嘘をついてる時、何かを我慢している時、もう一人の口の悪い私がツッコんでくる。あっ、でも多重人格とかではないです💦 どっちが本当の私か・・口の悪い...
追想

カモメの背を見ながら⑤

ぼくからの電話を受けて1時間ほどで警察署にやってきた、アケミさんと面会した。ぼくの顔を見て血相を変えている。 「電話もらった時、オジマさん、病気になったんだろうなって思った。それにしてもひどい顔してる」 「すみません」 や...