追想

カモメの背を見ながら㉑

夕刻。操舵室見学の余韻もそこそこに、客のディナータイムが始まった。相変わらず喉が痛む。右奥歯もしくしく痛む。そんなぼくの体調なぞにはお構いなしに汚れた食器は押し寄せ、皿洗いに没頭せざるを得ない。例の食器洗浄機のコンベアに食器を流す。オオタニ...
NO IMAGE グルメ

いとほしの奥様

” 豚地獄 ” 我が家に受け継がれる伝説の食卓メニュー 一度 たった一度だけ、 豚肉が好きだといった。 何気ない会話の中で。 後日、夕飯の食卓には、 豚料理がずらりと並ぶ 豚の野菜炒め 豚の煮たもの 豚のお汁 豚! ...
追想

信じないかもだけど心霊話

昔から変な体験をしやすい母、姉、私。心霊とかに興味があったから、勝手に思い込んでる部分もあるかもしれないけど。昔、愛読書は『ムー』だったし(笑) 母が『お線香の匂いがする』と言うと、近所や親戚、母にゆかりがある人が亡くなったりしてたし...
追想

カモメの背を見ながら⑳

操舵室はシンプルな構造だった。アニメで見た宇宙戦艦ヤマトや、写真で見る現代の航空機のコックピットのように計器やレーダーの類が、おびただしくびっしりと配置されているわけでもなかった。 船長はためしに少し、ぼくとオオタニさんとに船の操縦ハ...
追想

カモメの背を見ながら⑲

夜が明け、乗船から三週間目を迎えた。いつものように携帯のアラームに仕方なく起き上がると、喉は痛いし頭が痛い。風邪を引いたようだった。そんなぼくのことを見かねて、オオタニさんが風邪薬をくれる。その成分の影響か今日は半日、頭にも身体にもキレがな...
追想

カモメの背を見ながら⑱

当時付き合っていた彼女に、ニシガワとの成り行きを語る機会があった。 「なんで、みんなあんなに不器用なのかね。どうして自分を偽るんだろう?」 「あなたほど、不器用な人は居ないと思う。」 軽いノリで語っていたぼくに対し、彼女の...
つれづれ

KYO-JIN.comのロゴができましたー!

私が伊勢の伊雑宮を参拝した際に 見たビジョンを 深雪さんが具体化してくれました!! ぱちぱちぱちーーーーー♪ この目が、一番最初に参拝したときには 閉じていたんだけどね、 1年前くらいから...
つれづれ

実家にて愛を叫ぶ

「あんた、FBIから電話よっ」 オカンが真剣な顔つきをしながら部屋にやってきた。 これまで数々の悪事を働いてきたオレだが、ここにきてついにあのFBIのお出ましである。 緊張しつつ、実家の固定電話の受...
追想

カモメの背を見ながら⑰

職員室につくとニシガワは、お前、立ってろ。謝るまで帰さんからな、と言い残して自分の机に向かう。担任のオザワがぼくに気づき、面倒を起こしやがって勘弁してくれよ、というような訝し気な目つきでぼくのほうをチラチラ見てくる。本来50人以上いる教員た...
アート

セルフポートレート2

どこにつながっているのか。
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