追想

カモメの背を見ながら⑳

操舵室はシンプルな構造だった。アニメで見た宇宙戦艦ヤマトや、写真で見る現代の航空機のコックピットのように計器やレーダーの類が、おびただしくびっしりと配置されているわけでもなかった。 船長はためしに少し、ぼくとオオタニさんとに船の操縦ハ...
追想

カモメの背を見ながら⑲

夜が明け、乗船から三週間目を迎えた。いつものように携帯のアラームに仕方なく起き上がると、喉は痛いし頭が痛い。風邪を引いたようだった。そんなぼくのことを見かねて、オオタニさんが風邪薬をくれる。その成分の影響か今日は半日、頭にも身体にもキレがな...
追想

カモメの背を見ながら⑱

当時付き合っていた彼女に、ニシガワとの成り行きを語る機会があった。 「なんで、みんなあんなに不器用なのかね。どうして自分を偽るんだろう?」 「あなたほど、不器用な人は居ないと思う。」 軽いノリで語っていたぼくに対し、彼女の...
つれづれ

KYO-JIN.comのロゴができましたー!

私が伊勢の伊雑宮を参拝した際に 見たビジョンを 深雪さんが具体化してくれました!! ぱちぱちぱちーーーーー♪ この目が、一番最初に参拝したときには 閉じていたんだけどね、 1年前くらいから...
つれづれ

実家にて愛を叫ぶ

「あんた、FBIから電話よっ」 オカンが真剣な顔つきをしながら部屋にやってきた。 これまで数々の悪事を働いてきたオレだが、ここにきてついにあのFBIのお出ましである。 緊張しつつ、実家の固定電話の受...
追想

カモメの背を見ながら⑰

職員室につくとニシガワは、お前、立ってろ。謝るまで帰さんからな、と言い残して自分の机に向かう。担任のオザワがぼくに気づき、面倒を起こしやがって勘弁してくれよ、というような訝し気な目つきでぼくのほうをチラチラ見てくる。本来50人以上いる教員た...
アート

セルフポートレート2

どこにつながっているのか。
やってみた

アガルライブ

いわゆるモーツアルト効果と呼ばれるものは、まやかしだったらしい。 それを聴くと頭がよくなったりパフォーマンスが上がったりすると言われていた、あれのことである。 脳科学者の中野信子さんのことがかなり好きで彼女の発言にはよく注目している...
日記

東京2日目。最終回。

図書館で、しばし休憩。 飛行機の時間までまだあるから、これからどうしようか。 上野公園には美術館があるから、何の展示をしてるか検索してみた。 東京都美術館でレオナール・フジタの展示をやっているではないか! 移...
追想

カモメの背を見ながら⑯

生命だから、生きようとする。この体を構成している細胞には独自の生きる意志がある、持ち主の意志とは関わらず。それは、わかる。だったら何故、生命は存在している。生命に意味はあるのか。このただのたんぱく質のかたまりが意志を持ち感情を持ち生きる。何...